ストラテジー

このマニュアルでは、JForex4でトレーディングストラテジーを追加、コンパイル、設定、起動する方法について説明します。JCloudからでもローカルストレージからでも、また、お使いのコンピュータ上(ローカル実行)でも、ブローカーのストラテジーサーバー上(リモート実行)でも実行できます。


1. ストラテジーパネルを開く

  • ストラテジータブがまだ表示されていない場合は、上部メニューから開きます:表示 → ストラテジー
  • このタブは、注文ポジションメッセージなどの他のパネルと並んでタブ領域に表示されます。

2. ワークスペースにストラテジーを追加する

ストラテジーパネルのツールバーで開くをクリックして、ワークスペースにストラテジーを追加します。追加元は2つあります:

  • JCloudから — Dukascopyのストラテジーリポジトリを閲覧し、既製のストラテジーを直接追加します。
  • ローカルストレージから — まずインポートを使用して、お使いのコンピュータから.javaまたは.jfxファイルをJCloudに取り込み、その後リストから開きます。

ヒント:同じ操作はナビゲーターパネルでも行えます — ストラテジー(またはカスタム)を右クリックし、ストラテジーを開くを選択します。

3. ストラテジーをコンパイルする

JForex4のストラテジーには2つのファイル形式があります:

形式 説明
.java 編集可能なソースファイル。実行前にコンパイルする必要があります。
.jfx コンパイル済みで、そのまま実行可能なファイル。ソースファイルの.javaが利用可能でない限り編集できません。

手動でコンパイルするには、以下のいずれかを行います:

  • ストラテジーパネルのツールバーにあるコンパイルボタンをクリックする、または
  • ストラテジーリストで該当のストラテジーを右クリックし、コンパイルを選択する。

注:コンパイルは開始を初めてクリックした際にも自動的に行われるため、手動でのコンパイルは必須ではありません。ただし、事前に行うことで、パラメータを設定する前にエラーを発見できます。

4. ストラテジーのパラメータを設定する

  1. リストからストラテジーを選択し、パラメータボタン(または、同じダイアログを開く開始ボタン)をクリックして、パラメータの定義ウィンドウを開きます。
  2. ストラテジーコードに表示されている各フィールドの値を設定します(例:取引商品、数量、スリッページ、ストップロス/テイクプロフィットのレベルなど)。これらはソースコード内で@Configurableとマークされたフィールドに対応しています。
  3. (任意) 設定を再利用可能なプリセットとして保存します:
    • 少なくとも1つのパラメータ値を変更します。
    • プリセットフィールドに名前を入力します。
    • 保存をクリックします。
    • 保存したプリセットは、同じウィンドウから後で削除または復元できます。

5. 実行モードの選択:ローカルまたはリモート

ストラテジータブでストラテジーを右クリックし、開始する前(または開始中)に実行モードを選択します。

モード 実行場所 主な特徴
ローカル実行 お使いのワークステーション デフォルトモード。ローカルリソース(ファイルシステム、外部ライブラリ、他のJavaクラス)にアクセス可能。プラットフォーム/コンピュータの接続が切れると停止します。
リモート実行 ブローカーのストラテジーサーバー ローカルファイルやチャートにアクセスできません(IContext.getChart()nullを返します)。ストラテジーは開始時に必要なすべての取引商品を購読する必要があります。価格フィードおよび注文実行サーバーへのレイテンシが低くなります。お使いのマシンに紐付けられていないため、どのコンピュータからでも停止できます。利用可能なストラテジースロット数には制限があります。

注:リモートで実行する予定がある場合は、ストラテジーコードがローカルファイル、チャート、またはストラテジーファイル自体の外部で定義されたカスタムインジケータークラスに依存していないことを確認してください。これらはリモート環境では利用できません。

6. ストラテジーを開始する

  1. 選択したストラテジーの開始ボタンをクリックします。
  2. パラメータの定義ダイアログが表示された場合は、パラメータを確認・調整します。
  3. 実行をクリックして起動します。

実行中は、以下の操作が可能です:

  • 個別のストラテジーを停止する、またはすべて停止して実行中のすべてのストラテジーを一度に停止する。
  • ストラテジーを編集する(.javaファイルが利用可能な場合、ストラテジーエディターでソースコードが開きます)。
  • ストラテジーログ(ストラテジーパネルまたはレポート → ストラテジーログ)で活動状況を確認する。

ベストプラクティス

  • 新規または変更したストラテジーは、実運用に投入する前に必ずデモ口座で十分にテストしてください。
  • 実行中のストラテジーは継続的に監視してください — 自動実行であっても、監視の必要性がなくなるわけではありません。
  • 実運用に入る前に、ヒストリカルテスター(ストラテジーパネルのテストボタン)を使用して、過去のデータに対してストラテジーのロジックをバックテストしてください。
  • デモテスト用とライブトレード用のパラメータプリセットを別々に保管し、誤った設定での起動を防いでください。